消火器設置基準 150平米以上で必要な防火対象物

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消火器設置基準で、次に厳しいのは、床面積の合計が150平米以上で消火器設置が必要とされる防火対象物だ。
消火器設置基準で、床面積の合計が150平米以上で消火器設置が必要とされる防火対象物は、倉庫、航空機格納庫、自動車車庫、駐車場、映画スタジオ、テレビスタジオ、工場、作業場、公衆浴場、ソープランド、サウナ、幼稚園、盲聾学校、養護学校、要保護施設等、養老施設、救護施設、更生施設、病院、診療所、助産所、寄宿舎、下宿、共同住宅、旅館、ホテル、宿泊所、百貨店、マーケット、飲食店、待合、料理店等、公会堂、集会場となっている。

幼稚園は、消火器設置基準で、床面積の合計が150平米以上で消火器設置が必要とされる防火対象物であるが、小中学校は、消火器設置基準で、床面積の合計が150平米以上で消火器設置が必要とされる防火対象物ではないのがポイントだ。小中学校、高校、大学は、消火器設置基準で、床面積の合計が300平米以上で消火器設置が必要とされる防火対象物である。盲聾学校、養護学校、要保護施設等、やはり保護や支援が必要だから、消火器設置基準で、床面積の合計が150平米以上で消火器設置が必要とされる防火対象物としているのだろう。
航空機格納庫は、床面積の合計が150平米以上で消火器設置が必要とされる防火対象物だが、航空機の発着場は、床面積の合計が150平米以上で消火器設置が必要とされる防火対象物ではない。倉庫、自動車車庫、駐車場も、床面積の合計が150平米以上で消火器設置が必要とされる防火対象物だ。
消火器設置基準を定めた人が何を考えていたのか、トレースするのが、消火器設置基準を理解するポイントだ。

消火器設置基準には、時代を感じさせるものもある。待合・・て、もう一般的ではないだろうが、消火器設置基準には、しっかり項目をあげて、定められているところが、興味深い。

また、消火器設置基準では、ここにあげた防火対象物が150平米以下でも、消火器設置を必要として場合があるので注意しよう。

地階、無窓階、又は3 階以上の面積が 50平米以上あれば、消火器設置基準で、床面積の合計が150平米なくても消火器設置が必要とされる防火対象物となる。

指定危険物が指定数量の1/5以上あれば、消火器設置基準で、床面積の合計が150平米なくても消火器設置が必要とされる防火対象物となる。

指定可燃物も、それぞれの単位数量以上があれば、消火器設置基準で、床面積の合計が150平米なくても消火器設置が必要とされる防火対象物となる。

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